「エクスタシーファンタジートピックに戻る

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2     2015/4/11
これ、イラストが割りと好みなのでプレイしてみました。
以下に個人的な感想を書きます。長いです。

結論から言うと、期待外れでした。

主人公が元の体に戻るという明確な目的があり、そのために向かう行き先が明記されているにも関わらず、『北のムーの国』自体がゲームの中に出てきません。
ストーリーが進行する上で、だいたい一本道なので迷う心配がないのはありがたいのですが、だからこそムーの国がどこにも見当たらないのが意味不明。
展開次第では、他の登場キャラクターがムーの国に行ったらしき描写もあることから架空の地域ではないようですが、それが尚更なぜ自分は行けないのかと理不尽に思えます。

エロに関して、基本的に主人公は自分が男であるという意識を持っているのが特徴です。
入れ替わった先の姫の体で快楽を感じている時は、常に客観的に女の快感を楽しんでいる節が見受けられます。
女の感覚に引きずられて精神まで女体化〜という、TS物のお約束展開は無に等しく、他のキャラとからむイベント時でも男としての意識が常に顔を出すので、少々くどく感じました。せいぜい一時的に女言葉を使う程度で、内面は終始男性のものです。
ついでに言うとこの主人公、割とゲスい。王族に忠誠を誓った騎士ではないので忠義とかなさそうなのは読み取れるのですが、それにしたってお姫様という分かりやすいくらい立場のある人と入れ替わっておいてかなり好き放題やってます。
まあ、あれだけSEXとかしておいて女の意識に染まらず、男としての自分がブレないのはある意味すごいのかも。
元男が女体化して心まで女になっていく展開が好みな人(僕がそうでした)には合わないかと思われます。

評価できるとしたらRPG部分です。
アクション要素を取り入れたRPGとのことで、シンボルエンカウント系のRPGに上手いやり方でプラス要素を加えたな、と感心しました。
ただし細かいですが、HPの減少に応じて服が破けていくという最近ではおなじみのシステム、「破けすぎじゃね?」と突っ込みたくなるくらい破けやすいです。
敵の強さも、やたら逃げ回ったりしてレベルを上げてないとかでなければ、ちょうどいいくらいのバランスで戦えるので、そこはストレスを感じませんでした。

あまりネタばれしないように書きましたが、参考になれば幸いです。
僕としては1000円の価値はないな、と思うくらい残念な出来でした。

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