「オレが私になるまで」佐藤 はつき | 全件表示 |
正直、瑠海の「あきらが他の子と仲良くしてる事に怒っている」話は三浦達が出る幕ではないと思う。
あきらが報連相をキチンとしなかった件は三浦組の話なわけで、それとごちゃ混ぜにして不満をあきらにぶつけるのもまた筋が通らない気がするんだが、あの年ごろの子の連帯感というか仲間意識みたいな倫理観から言えば「瑠美の行動は筋が通ってい」て「あきらが全部間違っている」になるのはとても理不尽に思う。
何より三浦の今のポジションである「困っている友達の瑠海を助ける正義感ある友達思いのいい子」というえげつなさを利用してあきらをリンチ同然に糾弾した瑠海にあきらの一番を主張する資格があるのかって疑問に感じた(もちろんそれと同時に報連相をこなさず付き合いを悪くしてしまったあきらに「瑠海が一番大事」って言えるのかもアレだけど)。
続きを見ると蛯原があきらに瑠美に加勢した事に対して翔馬に言ってないか釘を刺しているし、瑠美の行動は少女同士のケンカであれど褒められた行為ではないって事だよね?