まぎわらしいけど非該当 | 全件表示 |
https://blog.goo.ne.jp/keiseisuikoden
女体化の元祖!って話題になってずっと気になってた傾城水滸伝を独自に現代語訳した人が居たので頑張って読んでみてるのですが
転生部分はあるけれども転生前も女性で恋姫無双系の世界丸ごと入れ替えパターンに近いです(元ネタが108人の魔王→108人の豪傑に転生させられるのが108人の悪女→108人の豪女に転生させられる)
そもそも水滸伝そのものの女体化じゃなく元のストーリーなぞりつつ鎌倉時代のIFストーリーになってる水滸伝の日本向けパロディって思ったほうがいいです
当時のベストセラーなだけあって設定も中身も面白いけどいわゆる「作品内での女装・女体化要素」はないです
(馬琴は八犬伝以外にも性倒錯ものはよく描いてたっていうので探せばあるみたいですが現代語訳されてないものばっかで)
男女ひっくり返しただけじゃなく日本独自のネタ混ぜたせいで滅茶苦茶カオスですが目的がはっきりしててハッピーエンドに収まってるので話としては水滸伝より読みやすいです
特に元ネタでは女好きのチビのやたら強いおっさんがひっくり返したら美少年食いまくりの合法ロリババアになって魔性の両刀ホモに騙されそうになったり紆余曲折あって悲劇の美少年を婿にして幸せに暮らすあたり尖った性癖のラッシュを圧倒的文章力で叩き込んできて面白いけど変態すぎてちょっと疲れました
変態でイケメンと美女とガチバトル描ける人が絵つけたら爆発すると思います
んで個人的にはマイナー作品の発掘ブームきてくれるとうれしい